【ゴルフ】暑さ対策としてオススメする水分補給とその方法
こんにちは。
名古屋栄・久屋大通のパーソナルトレーニングジム ORCA ( @fitness_orca ) の伊藤です。
こちらの記事では、ゴルフについて解説していきます。
⚫︎ 質問
夏にゴルフを行う時に、どうしても暑さにやられてしまいます。
水分補給はどのようにすればいでしょうか。
以上のように、夏の時期にゴルフをされようとしている方のご質問にお答えします。
✔︎ この記事の内容について
・ 水分補給とパフォーマンス
・ 水分補給の方法
水分補給とパフォーマンス
ご存知のように、ゴルフは外で行われるスポーツです。
そのため、こうした夏の時期は気温や日差しの強さにより体温が上昇したり、湿度の高さにより体温が低下しにくいなど、さまざまな因子によってパフォーマンス低下だけでなく、脱水症状・熱中症といった健康問題が発生すると考えられます。
そんなヒトの体は、ある一定の体温以上に達するとパフォーマンスが低下し始めるだけでなく、人体の機能に異常を来すこともあります。「ある一定以上の体温」は具体的に何度なのか?という明確な記述はありませんが、近年流行りの深部体温(直腸温など)を活用した指導をおこなっていると、一般的には38.5度を超えたあたりから、アスリートであれば39度を超えたあたりから低下しているように感じています。
ヒトの体温と水分は大きく関係しており、体重の2%程度までの脱水は著しい体温上昇の心配はありませんが、それ以降、1%の脱水につき直腸温の約0.3℃の上昇と、心拍数の約10拍 / 分の増加が引き起こされると考えられているため、ゴルフを18ホール集中して回るためにも、また、健康的に過ごすためにも水分補給が重要です。
健康的かつ快適なゴルフを楽しみための水分補給の方法を紹介します。
⚫︎ パフォーマンス低下とは?
本記事で表しているパフォーマンス低下とは、純粋なパワー(飛距離)の低下だけでなく、集中力の低下、倦怠感による主観的疲労度の増幅など、スコアに影響する複数の因子を意味しております。
水分補給について
ゴルフで体を動かしている最中に行われる発汗は、体水分だけでなく電解質も失われます。そのため、単純に水分だけでなく電解質も補給することで、ヒトの体はパフォーマンスを大きく崩すことはないと考えられますが、以下の条件にあてはます飲み物を摂取しましょう。
⚫︎ オススメの飲み物
糖質 : 3~8g / 100ml
ナトリウム : 40〜80mg / 100ml
例 : アクエリアス・ポカリスエットなどが最適です。
以上のように、糖質が入った飲料の吸収速度は、水分温度が低いほど早いとされていますので、常に冷えたドリンクを補給しましょう。※ 夏の時期にコンビニで販売されている「凍ったアクエリアス」などもいいと思います。
また、夏の時期のゴルフは、1時間あたりに500-1000mlの水分補給を推奨されておりますが、500ml の糖質飲料を一気に摂取したときの体内への吸収量を調べた研究では、飲水から15分で200 ~ 250ml 程度の飲料が吸収されずに胃内に残っていたことが報告されています。
この吸収には個人差があると考えられますが、効率的かつ効果的に摂取することを考えたら、15分ごとに150ml – 250ml 程度摂取し、1時間あたり500-1000mlを摂取するようにしましょう。
⚫︎ まとめ
500ml の冷えた(または凍った)アクエリアスやポカリスエットを、1時間に1本消費するようにラウンドしましょう。
本記事のまとめ
ゴルフは年齢関係なく楽しめるスポーツです。ですが、数あるスポーツの中で最も死亡者数が多いスポーツと言われているスポーツでもあります(特に40歳以上において)。
その理由として、日常的に抱えるプレイヤーの健康問題だけでなく、こうしたプレー中の健康管理も影響しているであろうと考えられるので、気をつけて過ごしましょう。
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この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!